ジャパンネット銀行の住宅ローンのメリット・デメリット

じぶん銀行のアイキャッチ画像です

ジャパンネット銀行は2019年7月30日から住宅ローンの提供を開始しました。

ネット銀行としては日本で初めて開業した老舗ですが、今ではメガバンクの一角、三井住友銀行と日本のヤフーという2大企業と提携し、ネットキャッシングやフリーローンをはじめ、ヤフオクなどで見かけることも多いかと思います。

そんなジャパンネット銀行の住宅ローンの金利や諸費用、保障面はもちろん、メリット・デメリットを分析していきます。

この記事の結論

ジャパンネット銀行の住宅ローンはおすすめです!
その理由は、、、
変動金利10年固定金利がとにかく低金利
審査時間が短く融資の実行まで時間がない人におすすめ
住宅ローンの借り入れ先に迷っている人は今すぐ申込みましょう。

ジャパンネット銀行の金利

ジャパンネット銀行の2019年8月の住宅ローン適用金利をみていきましょう。

ジャパンネット銀行の最新の金利
金利タイプ8月9月金利差
変動金利0.415%0.415%
2年固定0.390%0.390%
3年固定0.410%0.410%
5年固定0.490%0.490%
10年固定0.580%0.580%
15年固定1.150%1.150%
20年固定1.240%1.240%
30年固定1.390%1.390%
35年固定1.450%1.450%

変動金利と10年固定金利が業界最低水準

ジャパンネット銀行の住宅ローン金利は、変動金利と10年固定金利がとても低い水準となっています。





右端にある短いピンクの線に注目です。

住宅ローンの提供を開始するなり、じぶん銀行や住信SBIネット銀行よりも低い金利での提供をしていることがわかります。
新参のジャパンネット銀行が住宅ローン参入にかける意気込みが伝わる金利の設定です。

ジャパンネット銀行の諸費用

ジャパンネット銀行の諸費用は他の銀行と同じ、または少し安い水準にとどまっています。

諸費用の中でも大きな割合を占める事務手数料は借入額の2.16%(税込)と一般的な割合ですが、もっと安い事務手数料を提示している銀行はあります。
ただ、このあたりは金利も含めたトータルコストで比較する必要があり、ジャパンネット銀行の住宅ローンを否定する要素にはなりえません。

諸費用はたくさんの0円で負担が小さい

ジャパンネット銀行の諸費用のイメージ図です

ジャパンネット銀行の住宅ローンの諸費用は、

  • 保証料
  • 返済口座への資金移動
  • 収入印紙
  • 団信の保険料
  • 一部繰上返済手数料

が無料です。

個別に解説しましょう。

保証料

保証料とは?
住宅ローンを借りている契約者が返済することができなくなった場合に、契約者に代わり住宅ローン残債を保証会社が肩代わりして銀行へ支払うためのもので、銀行が貸し倒れのリスクを減らすために導入した制度です。

この保証料は、ネット銀行の住宅ローンであれば0円が普通です。

保証料を支払う必要のある住宅ローンは、事務手数料が安めに設定されています。しかし、ネット銀行の住宅ローンではこの保証料が0円の代わりに事務手数料が高めに設定されています。

このあたりは、金利や諸費用を含めて何にいくら必要になるのかトータルで考える必要があります。
大抵の場合は、金利の低いネット銀行の方が大手銀行よりもトータルコストで安くなります。

返済口座への資金移動

ジャパンネット銀行の住宅ローンを借りるには、ジャパンネット銀行の普通預金口座を作り、それを返済口座に指定する必要があります。

給与振込口座を変更するのには手間がかかるため、返済口座と別にしている方であれば、毎月ローンの返済金を振り込む必要があります。自分のお金を動かすだけで場合によっては数百円の手数料が必要になりますし、忘れてしまえば返済の遅延になってしまう恐れがありますが、ジャパンネット銀行では返済口座への資金移動を毎月自動で行ってくれるサービス、「定額自動入金サービス」があます。
もちろん手数料は必要ありません。

収入印紙

住宅ローンの契約書には借入額に応じた収入印紙が必要になります。
ジャパンネット銀行の住宅ローンは紙の契約書を使わない、データでのやり取りのため収入印紙が必要なくなります。

印紙代が無料というのは、申込みから契約まで紙の書類や契約書を使わないジャパンネット銀行だからこそのメリットと言えます。
地味に高額なので、これが必要ないというのは嬉しいですね。

借入額が大きくなるほど必要になる収入印紙の額が大きくなり、契約書にそれぞれの借入額に応じた収入印紙が必要になります。

収入印紙の額
50万円超100万円以下 1,000円
100万円超500万円以下 2,000円
500万円超1,000万円以下 10,000円
1,000万円超5,000万円以下 20,000円
5,000万円超1億円以下 60,000円
1億円超5億円以下 100,000円

団信の保険料

団信、つまり団体信用生命保険の保険料が0円です。

今の住宅ローンではこの団信への加入が住宅ローンを借りるための条件になっていて、保険料0円も特別なことではありません。

一部繰上返済手数料

ジャパンネット銀行の住宅ローンは、1万円以上1円単位で繰上返済ができ、Webからの手続きであれば手数料が無料となっています。
電話の場合は有料になるそうです。

全額繰上返済の場合は電話のみの受付で、手数料32,400円(税込)が必要になります。

ジャパンネット銀行の申込みから契約まで

ジャパンネット銀行の住宅ローンでは、書類の提出は写真を撮ってパソコン・スマホからアップロード、契約書への署名や捺印は不要で契約手続きはネット完結します。

店舗に行く時間が取れない忙しい方には、申込みから契約までネットで完結してしまうジャパンネット銀行のこの仕組のほうが利用しやすいんじゃないでしょうか。

その申込みには、「住宅ローン申込ナビ」がサポートしてくれます。

住宅ローン申込ナビ

申込ナビは、事前審査の申込みから契約までをサポートするサービスです。

日中は忙しくて電話ができない

ユーザーとジャパンネット銀行間の連絡に使用する掲示板機能「コンタクトボード」を利用すれば、営業時間外でも質問や問い合わせの書き込みができるので、日中に忙しい方に効率的にやり取りが出来ます。

情報の入力途中なのに時間がなくなった

住宅ローン申込ナビは入力情報の途中保存ができます。
[次へ]ボタンで進んだタイミングでそこまでの入力内容を保存しし、時間ができたときに続きから入力を開始できるので便利機能です。

ジャパンネット銀行の申込みナビのイメージ図です

住宅ローンの申込みから借り入れまでの手続きの流れ

ジャパンネット銀行の審査時間は以下の通りです。

  • 事前審査:当日~5営業日
  • 本審査:3~10営業日

本審査に通るまで、最短で4営業日とかなり短い時間で審査を完結する事ができます。

ジャパンネット銀行の申込みから借り入れまでの流れのイメージ図です

ジャパンネット銀行の団信保障プラン

ジャパンネット銀行の住宅ローンの保障面をみてみましょう。

ジャパンネット銀行の保障と内容
名称金利上乗せ分保障内容
一般団信なし死亡・所定の高度障害状態、余命6ヶ月以内と判断された場合、住宅ローン残高が「0円」になる保障です。
がん50%保障団信0.1%
上乗せ
一般団信の保障に加えて、がんと診断確定されたら住宅ローン残高が「半分」になる保障です。
がん100%保障団信0.2%
上乗せ
一般団信の保障に加えて、がんと診断確定されたら住宅ローン残高が「0円」になる保障です。
さらに、がん診断給付金による保障100万円、上皮内がん診断給付金・皮膚がん診断給付金による保障50万円が給付されます。
11疾病保障団信0.3%
上乗せ
がん100%保障団信の保障に加えて、10種類の生活習慣病で180日継続入院された時、住宅ローン残高が0円になる保障です。
さらに、入院一時給付金による保障10万円、初回入院給付金・継続入院給付金による保障(毎月返済額を保障)が給付されます。
ワイド団信0.3%
上乗せ
健康上の理由で一般団信に加入いただけない方でも加入しやすいように引受基準を緩和したプランです。
保障内容は一般団信と同一となります。

保障プランは充実していますが、無料で付帯するのは団信のみとなっています。

ネット銀行の住宅ローンでは、団信に加えて無料の疾病保障が付帯することがスタンダードになっている現在では、少し物足りない保障内容となっていますが、金利上乗せで付帯するとしても元の金利が低いことから、他の銀行よりも低い金利で充実した保障が得られます。

ジャパンネット銀行の住宅ローン審査

住宅ローンを申込むときに一番気になるのが審査ですね。

ジャパンネット銀行の商品概要をみて審査の基準を探ってみましょう。

ジャパンネット銀行の住宅ローンの商品要項
利用できる方・ジャパンネット銀行の普通預金口座を持っている方
・年齢が20歳以上65歳未満で、完済時に80歳未満の方
前年度年収が200万円以上の方
・ジャパンネット銀指定の団体信用生命保険に加入できる方
・日本国籍、または永住許可を受けている外国籍の方
・ジャパンネット銀行が定める借入条件に該当する方

個人事業者、自身または家族が経営する会社に勤務している方は、原則ご利用いただけません。
借入用途本人が住む住宅に関する以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・現在借入中の住宅ローンの借り換え
・上記に伴う諸費用
※ 戸建の新築資金の場合、建物完成時に一括でのご融資となります。着工金や中間金、土地代金のお支払いのみの融資はできません。
※リフォーム資金は借り換えと同時の場合のみ利用できます。(一括での融資となります。)
対象物件・親族間売買
・建築基準法およびその他の法令の定めに合致していない物件
・事業用物件(店舗併用住宅を含む)
・賃貸用物件(賃貸併用住宅を含む)
・借地物件(普通借地・定期借地)
・不動産業者の仲介のない個人間売買
・保留地物件
・連棟式住宅
・コーポラティブハウス
・セカンドハウス・別荘
・仮換地上の物件
借入金額500万円以上2億円以下(10万円単位)
借入期間1年以上35年以内(1ヶ月単位)
繰上返済・一部繰上返済
 1万円以上1円単位で可能。
 手数料:webからの手続きで無料

・全額繰上返済
 ジャパンネット銀行住宅ローンセンターに電話で申し込みが必要。
 手数料:32,400円(税込)

前年度年収が200万円以上必要

ジャパンネット銀行の住宅ローンには、年収に対する条件が設けられています。
商品要項の「利用できる方」の中に前年度年収が200万円以上の方とあります。
この年収を下回った場合には、審査に通るのは難しくなりそうです。

さらに「利用できる方」をみてみると米印で、個人事業者、自身または家族が経営する会社に勤務している方は、原則ご利用いただけません。とあり、個人事業主や自営業者の方も審査に通るのは難しいと言えます。

勤務形態は正社員と契約社員のみ

更に審査に関する情報を得るため、ジャパンネット銀行の住宅ローン本審査 必要書類チェックシートをみてみましょう。

このチェックシートの 4.その他書類(該当の方のみ)をみてみると、借入金額が5,000万円を超える場合や、その他の借り入れがある場合などの必要書類が記載れていますが、勤務形態別の必要書類の欄には、契約社員の方のみの記載となっています。

このことから、ジャパンネット銀行の住宅ローンは正社員か契約社員でないと審査に通る可能性は低そうです。
仮にアルバイトや派遣社員で年収200万円をクリアしていても審査には通らないと考えておきましょう。

ジャパンネット銀行の本示唆に必要な書類の項目です

ジャパンネット銀行の住宅ローン メリット1 金利が低い

一番初めに話しましたが、変動金利と10年固定金利に関してとにかく金利が低いことが、ジャパンネット銀行の最大のメリットです。

■主要ネット銀行の変動金利
ジャパンネット銀行:0.415%
じぶん銀行:0.457%
住信SBIネット銀行:0.457%
ソニー銀行:0.457%

■主要ネット銀行の10年固定金利
ジャパンネット銀行:0.580%
じぶん銀行:0.590%
住信SBIネット銀行:0.660%
ソニー銀行:0.630%

とにかく金利の低い住宅ローンを探している方には、ジャパンネット銀行の変動金利と10年固定金利を借り入れ候補にするべき住宅ローンです。

ジャパンネット銀行の住宅ローン デメリット1 無料の疾病保障が付かない

今のネット銀行の住宅ローンは、無料の疾病保障はスタンダードです。

じぶん銀行の住宅ローンには団信に加えてがん50%保障団信と全疾病保障の2つの疾病保障が、住信SBIネット銀行の住宅ローンには団信に加えて全疾病保障が、それぞれ金利上乗せなしの無料で付帯します。

ジャパンネット銀行の住宅ローンは金利が低いことから、金利上乗せで疾病保障を付帯したとしても他の銀行よりも低い金利で済むかもしれませんが、この時期に住宅ローンの提供をするにあたりこの無料の疾病保障がないことは、がっかりと言わざるを得ません。

金利に関してはこれまでのネット銀行よりも低い金利で参入したジャパンネット銀行ですが、今後の保証面の拡大についても期待したいところです。

ジャパンネット銀行のキャンペーン情報

ジャパンネット銀行で行われているキャンペーン情報を確認しておきましょう。

住宅ローン はじめましたキャンペーン

ジャパンネット銀行のキャンペーンバナーです

ジャパンネット銀行では、2019年7月30日から住宅ローンの取扱いを開始しましたが、それを記念してキャッシュバックキャンペーンを開始しています。
キャンペーン期間中に、本審査の申込入力が完了し1,000万円以上を借り入れした方に、もれなく3万円をプレゼントします。

キャンペーンの詳しい内容は公式サイトかこちらの記事で確認してください。

ジャパンネット銀行のキャンペーン情報のアイキャッチ画像です

2019年版 ジャパンネット銀行の住宅ローン キャンペーン情報

2019年8月25日

ジャパンネット銀行の金利推移

紹介している内容の正確性には万全を期していますが、商品について詳しくはジャパンネット銀行の公式サイトで必ずご確認ください。