住宅ローンの来月の金利を予想 来月は引上げ?引下げ?

住宅ローンの金利予想のアイキャッチ画像

来月の住宅ローン金利が気になる時期になりました。

金融緩和により、住宅ローン金利は過去最低水準と言っていいほど低下していて、住宅ローンを借りるにはベストなタイミングです。

既に審査に通って融資の実行を10月に控えている人やまだ申し込んでないけど10月に住宅ローンを申し込もうと思っている人、色々いるかと思いますが、今回は来月の住宅ローン金利がどうなるのか予想してみようと思います。

2019年10月の住宅ローン金利はどうなるのでしょうか。

この記事の結論
2019年10月の住宅ローン金利は変動金利は据え置き、10年固定金利も金利据え置きと予想します。しかし、長期の固定金利は金利引下げになる可能性があるかもしれません。
金利据え置きで住宅ローンを借りるにはベストタイミングといえます。

住宅ローン金利には指標がある

住宅ローン金利は指標により決まります。

変動金利は日銀が決める政策金利に、(全期間)固定金利は長期金利(新発10年物国債利回り)を指標にして各銀行が決めています。当然ライバル銀行などの金利やその銀行がどの金利タイプを売りたいかなど、指標を元にして銀行独自の味付けで住宅ローン金利は決まります。

住宅ローン金利を予想するには、この政策金利と長期金利を見ればある程度予想できます。

政策金利とは?
中央銀行が一般の銀行に融資する際の金利。 中央銀行の金融政策によって決められ、景気が良い場合には高く設定され、景気が悪い場合には低く設定される。 これによって、景気が良い場合には預貯金やローンの金利が上がり、通貨の流通が抑えられる
長期金利とは?
償還期間の長い債券や満期までの期間が長い金融資産や負債の金利のこと。期間が1年未満が短期とされ、1年以上が長期とされることが多いが、残存期間が10年に最も近い国債、つまり新発10年物国債利回りが日本では代表的な長期金利である。

住宅ローンの金利タイプごとの指標
変動金利の指標:政策金利
長期の固定金利の指標:長期金利

を見れば上がるか下がるかくらいはわかることになります。

住宅ローンの予想をする前に政策金利と長期金利をチェック

住宅ローン金利を予想するために必要な指標、政策金利と長期金利の推移を確認してみましょう。

政策金利の推移

政策金利の推移グラフです

変動金利の指標となる政策金利は、2016年1月にマイナス0.1%に引下げられたあと変動せず推移しています。

住宅ローンの変動金利が全く変動しない理由は、指標となる政策金利がまったく変動していないためです。

長期金利

長期金利の推移グラフです

過去1ヶ月分の長期金利の推移をグラフになります。

こちらは政策金利とは対象的に、上下に変動している事がわかります。
9月15日前後に上昇しましたがその後は低下して、先月の同じ時期とほぼ同じ水準となっています。

この推移を元に先月の同じ時期からどのくらい低下しているかをみて、来月の金利を予想するわけです。

まだ予想にはいきませんよ。
予想するには材料が多いほど正確な予想が出来るはずです。
来月の金利を予想するための材料はないのでしょうか。

それがあるんです。

既に来月の金利を発表している銀行の住宅ローン金利をチェック

殆どの銀行が月末か月初に新しい金利を発表します。
ただ、中には月の半ばに来月の金利を発表する銀行があるのをご存知でしょうか。

代表的なのがソニー銀行です。
なんでかはわかりませんが、とにかく既に来月の住宅ローン金利を発表しているのであれば、予想の参考にしない手はありません。

ソニー銀行の10月の適用金利

既に発表されているソニー銀行の10月の適用金利をみてみましょう。

ソニー銀行 変動セレクト住宅ローン 2019年10月適用金利 (新規購入で自己資金10%以上)

金利タイプ 9月適用金利 10月適用金利 金利差
変動金利 0.457% 0.457%
2年 0.750% 0.750%
3年 0.750% 0.750%
5年 0.800% 0.850% +0.05%
7年 0.850% 0.870% +0.02%
10年 0.980% 0.980%
15年 1.133% 1.248% +0.115%
20年 1.242% 1.371% +0.129%
20年超 1.337% 1.440% +0.103%

 
ソニー銀行 固定セレクト住宅ローン 2019年10月適用金利 (新規購入で自己資金10%以上)

金利タイプ 9月適用金利 10月適用金利 金利差
10年 0.580% 0.580%
15年 0.733% 0.848% +0.115%
20年 0.842% 0.971% +0.129%

この金利は自己資金10%を用意することで利用できる変動セレクトの金利になります。ソニー銀行の住宅ローンでも最も低い金利になります。

変動金利や10年固定金利に変動はありませんが、15年以上の固定金利が先月に比べて0.1%を超える大幅な金利引上げとなっています。

ソニー銀行の住宅ローン金利は16日に発表されているので、指標となる政策金利と長期金利の動きに見事に連動しています。

ここまで引っ張って来ましたが、そろそろ来月の金利を予想してみましょう。

2019年10月の住宅ローン金利はどうなる?

これまで予想するための材料として、指標となる政策金利・長期金利、更に既に10月の住宅ローン金利を発表しているソニー銀行の金利をみてきました。

これらを総合して2019年10月の住宅ローン金利がどうなるのか予想してみましょう。

2019年10月の住宅ローン金利はこうなる! 
変動金利:金利据置き
短期固定金利:金利据置き
10年固定金利:金利据置き
20年固定金利:金利据置き

2019年10月の変動金利はこうなる

変動金利は指標となる政策金利に動きがないため、来月も金利据置きとなるでしょう。

これまでの変動金利の推移をみてみると、あまり変動していないことがわかります。

ただ、新しく住宅ローンの販売を開始したジャパンネット銀行の金利に対抗する形で、じぶん銀行や住信SBIネット銀行が変動金利を引下げるシナリオが考えられます。
確率としては低そうですが、そんな動きに期待です。

2019年10月の10年固定金利はこうなる

金利据え置きと予想します。
現状では10年固定金利はかなり低い水準まで低下していて、銀行としても利益が取れるギリギリのところだと思われるます。ここから金利が下がるには長期金利が更に低下する必要があり、現状では最低水準といえる金利水準です。

主要ネット銀行の10年固定金利の推移をみて、ジャパンネット銀行の動きに注目してください。

7月から住宅ローンの提供を開始したジャパンネット銀行が、これまで最も低かったじぶん銀行の金利を下回る金利で10年固定金利としています。じぶん銀行的にも黙ってはいられないでしょうし、住信SBIネット銀行なども金利引下げを行うかもしれません。
こういった銀行がジャパンネット銀行を更に下回る10年固定金利を発表するかもしれません。そんな展開に期待したいですね。

2019年10月の20年固定金利はこうなる

すでに予想した10月の「フラット35」の金利は、金利据え置きを予想していますし、長期の固定金利、特に20年を超える固定金利も金利据え置きとなる可能性が高いです。

[20年固定金利のグラフ]

20年固定金利は、じぶん銀行が先月大幅に金利を引下げて0.841%としています。
この金利もじぶん銀行的にかなり攻めた金利だと思われ、これから更に金利引下げるのは難しそうで、20年固定金利も現状では最低水準まで低下していると言えそうです。

住宅ローンの残りの返済期間が20年以上残っている方であれば、20年固定金利へ借り換えを検討してみることおすすめします。大幅に返済額を減らせるかもしれません。
気になる銀行のシミュレーターで試算してみましょう。

フラット35の金利予想はこちらの記事を参照してください。

フラット35の金利予想のアイキャッチ画像

フラット35の来月の金利を予想 金利引上げ?引下げ?

2019年9月26日

2019年10月の住宅ローン金利は変動金利・10年固定金利など金利据え置きに

すでに住宅ローン金利は市場最低水準まで低下していますが、2019年10月は金利据え置きでその水準を維持しそうです。

長期の固定金利は金利タイプとしてはあまり人気がありません。
その原因は、変動金利に比べて単純に金利が高いからだと思いますが、金融緩和以降大きく金利が低下しているのが、長期固定金利です。

「フラット35」は史上最低水準まで低下していますし、ネット銀行の10年固定金利は大手銀行の変動金利より低いですし、20年固定金利に関しても大手銀行では10年固定金利の水準です。

歴史的に低い水準のときに、長期固定金利で借入れを行うのはとても賢い住宅ローンの借り方です。

すでに融資の実行を待っている方でも申込みを

もし、すでに申込みを行い審査を通り融資の実行を待っている方でも、金利の低い住宅ローンを見つけたら申込みをしてみることをおすすめします。
間に合わなければ仕方ありませんが、もし間に合えばより低い金利で保障も手厚い住宅ローンで借り入れることができます。

例えば、じぶん銀行の審査は最短10日と今から申し込んでも10月の融資の実行には充分間に合う可能性があります。

住宅ローンは長期の返済を行いますが、少しの金利の違いが大きな差になります。
なにより金利が低い住宅ローンがあったのにそれに申し込みもできずに、すっと返済を続けていくのは癪じゃありませんか?
ネット銀行の住宅ローンであればインターネットから気軽に申込めます。気になる住宅ローンがある場合は遠慮なく申込みを行ってみましょう。