フラット35の来月の金利を予想 金利引上げ?引下げ?

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フラット35の金利が大きく低下していることはご存知でしょうか。

返済終了まで金利が変わらない、30年以上も金利が固定出来る住宅ローンのフラット35は、その特徴から少しでも金利が低いときに借り入れれば、それだけ返済額が減ることが確定してしまう住宅ローンです。

融資のタイミングもありますが、大きく下がったときに融資の実行を受け金利が確定してしまえば、それだけ得したことになります。

そんなフラット35の来月の金利はどうなるのでしょうか。予想してみましょう。

この記事の結論
2019年10月のフラット35の金利は金利据え置きを予想。
歴史的な低金利でフラット35を借りるにはベストなタイミングです。

これまでのフラット35の金利推移

まずはこれまでのフラット35の金利推移みてみましょう。



最も高いときから半分以下にまで低下していることがわかります。
もしこの一番高いときに借り入れてそのまま返済している方がいたら、すぐにフラット35に借り換えを行いましょう。大幅に返済額を減らせる可能性があります。

話がそれましたが、これだけ金利が低下しているのは金融緩和のおかげです。

金融緩和とは?
日本銀行が不況時に景気底上げのために行う金融政策の1つで、景気が悪化したとき、国債を買い上げたり政策金利と預金準備率を引き下げたりすることによって通貨供給量を増やし、資金調達を容易にする政策のこと。

簡単に説明すると、金融緩和が行われると金利が低下します。
銀行の利息はすずめの涙程度の利息しか付きませんし、逆に住宅ローンなどお金を借りる場合には利息がとても低い水準となっています。

つまり今はお金が借りやすい状況です。

そんなときに「変動金利とかじゃなくフラット35を借りるの?金利が高いじゃん」って思うかもしれませんが、だからこそのフラット35であると声を大にして言いたいのです。

フラット35は長期固定金利型住宅ローンです。契約時に決まった金利が返済終了まで変わりません。このため長期間の返済が継続する住宅ローンにおいて、金利変動のリスクを最小限に、、、いや0(ゼロ)にしてしまうのがフラット35なのです。

金利リスクを0にしてしまう上に、今なら歴史的低金利での借り入れが出来るフラット35は、正直言ってかなりおすすめです。

そんなフラット35の来月の金利が気になる方に早速予想とその根拠をお話しましょう。

2019年10月のフラット35の金利はこうなる!金利予想

フラット35の金利の指標となるのは、住宅金融支援機構が毎月発行している債権の利率です。
なんで債権の利率が指標になるのかは、まずフラット35の仕組みからお話しなければなりませんが、それはまた別の機会に記事にしてみます。

とにかく、この債権の利率は毎月20日前後に発表され、それを元に翌月のフラット35の金利が決定されます。つまりこの債権利率の推移を見れば、翌月の金利の要素が出来るわけです。

では早速この債券の利率をみてみましょう。

2019年9月に発表された第149回住宅支援機構債権利率は0.15%です。先月も0.15%だったので据え置きとなっています。
すなわち、フラット35の金利も据え置きになると予想することができます。

2019年10月のフラット35の金利はこうなる!
フラット20(20年以内の固定金利):1.060%
フラット35(21年以上の固定金利):1.110%

(団信に加入しない場合はこの金利から0.2%引下げ)

いかがだったでしょうか。
フラット35の金利推移をみても、今のフラット35の金利は歴史的な低水準となっています。
この金利が返済終了までかわらず、金利上昇リスクを気にしなくて良いとなると破格の金利だと思います。

この機会にフラット35での借り入れを検討していた方は申込んでみてはいかがでしょうか。

フラット35以外の住宅ローン金利予想はこちらの記事を参照してください。

住宅ローンの金利予想のアイキャッチ画像

住宅ローンの来月の金利を予想 来月は引上げ?引下げ?

2019年9月26日

フラット35は提供している銀行により金利・事務手数料に違いあり

ここで問題となるのは、「フラット35はどこでも提供してて選べない」問題です。
まだ、このようにどこで借りるべきか悩んでいる人は、何をするにも慎重な人なんでしょう。そういう人だからこそ金利上昇リスクのないフラット35で借り入れを考えているのかもしれません。

危険なのは何も考えずに「近くに銀行あるからそこで申し込むわ」という方!要注意です。
なぜなら、フラット35は提供する金融機関によって金利と事務手数料が違うからです。

そもそもフラット35は、AタイプとBタイプがあります。
Aタイプは事務手数料が定額で安く金利が高いタイプ=初期費用が少なくて済みますが、返済額は多くなるタイプです。
Bタイプは金利は低いけど、事務手数料が借入額の1~2%必要なタイプ=初期費用はそれなりに必要だけど、返済額は少なくなるタイプ。

この2つのタイプがあり、トータルコスト(手数料や利息)ではBタイプのほうが少なくてすみます。
初期費用が安いのも魅力的ですが、筆者におすすめはトータルで安く済むBタイプです。

この金利の低いBタイプで事務手数料が安いフラット35を見つけるのが、一番のフラット35の利用方法です。
では金利が低く、事務手数料も安いのはどの銀行のフラット35なのか??

一番安くフラット35を借りられるのは楽天銀行

それは楽天銀行です。
楽天銀行のフラット35の金利と事務手数料をみてみましょう。
今回は比較対象としてAタイプのフラット35を取り扱う三井住友銀行と、楽天銀行と同じBタイプのARUHI(アルヒ)のフラット35で、それぞれ3,000万円を借り入れた場合を試算してみます。

[フラット35を試算したテーブル]

楽天銀行のフラット35が一番安いことがわかります。

ARUHI(アルヒ)は金利は変わらないものの、事務手数料が2.16%と楽天銀行の倍の金額となります。

フラット35を利用する際の注意点

金利と事務手数料を最低水準でフラット35を提供しているのが楽天銀行であることはわかったかと思いますが、フラット35を利用する場合には注意しておくポイントがいくつかあります。

融資率90%以内の金利を必ず利用できるように準備しておく

このページでお知らせしているフラット35の金利はすべて融資率90%以内の金利です。
フラット35は融資率90%以内に比べて90%超の金利はめちゃめちゃ高くなります。

楽天銀行のフラット35 融資率による金利の違い
住宅建設費または住宅購入価額に対する借入額の占める割合が90%以内の場合
返済期間機構団信あり機構団信なし
フラット20
15年以上~20年以下
1.110%0.910%
フラット35
21年以上~35年以下
1.170%0.970%
住宅建設費または住宅購入価額に対する借入額の占める割合が90%を超える場合
返済期間機構団信あり機構団信なし
フラット20
15年以上~20年以下
1.550%1.350%
フラット35
21年以上~35年以下
1.610%1.410%

最低水準の金利でフラット35を提供している楽天銀行の金利を見てみると、1割用意できないと0.44%も高い金利になってしまいます。
フラット35を利用するときは、絶対に購入額の1割以上の自己資金を用意しておきましょう。返済の負担が断然違います。

フラット35Sが利用できる場合には絶対に利用する

フラット35は融資を受けるために住宅の技術基準レベルが設けられています。この基準をクリアしていない住宅には融資は受けられません。フラット35Sはフラット35よりも高い技術基準レベルに適合することで、借入金利を一定期間引き下げる金利優遇が受けられる制度です。

フラット35Sの金利優遇を説明した画像

フラット35Sの金利優遇を受けると、21年以上の固定金利で団信に加入した場合は0.920%という金利で5年間返済することが出来ます。

購入する物件がこの技術基準に適合している場合には、より金利の低いフラット35Sを利用しましょう。

2019年10月のフラット35の予想は金利引下げ

2019年10月のフラット35は金利据え置きの予想です。

歴史的な低金利を維持していることで、住宅ローンの申込みも普段より数が多くなり、審査にも通常よりも時間がかかる可能性が高まります。

もし、今、金利や事務手数料の高いフラット35に申し込んでしまっている方は急いで楽天銀行のフラット35に申し込みをしましょう。
これからフラット35での借入れの予定のある方は早め早めに申込みを行っておきましょう。